はじめに:「なんかネットが遅いな…」と思ったら?
ページが開かない、動画が止まる、オンライン会議がカクカク──
そんな経験、あるんじゃないでしょうか?
「Wi-Fiのせい?パソコンのせい?それともプロバイダー?」
原因はいろいろ考えられますが、まずは落ち着いて、順番にチェックしていくことが大切です。
今回は、ネットが遅いと感じたときに確認すべきポイントを、わかりやすく7つに絞ってご紹介します!
1. 他の端末も遅い?それともこの1台だけ?
まずは「ネット全体が遅いのか、特定の端末だけ遅いのか」を確認しましょう。
- スマホもPCも遅い → Wi-Fiやルーターの問題の可能性大
- 自分のPCだけ遅い → パソコン側の設定やアプリが原因かも
ポイント:複数の端末で同時に試してみると原因の切り分けに役立ちます。
2. 回線スピードをチェックしてみる
【Googleで「スピードテスト」と検索】すれば、すぐに測定できます。
- 目安として、ダウンロード速度が20Mbps以上あれば動画視聴や会議も問題なし
- それ以下なら、回線やWi-Fiの見直しが必要かもしれません
極端に低い数値(1Mbps未満)の場合、ルーターやプロバイダ障害の可能性も。
3. Wi-Fiの電波が弱い場所にいない?
- 壁や床を隔てた場所
- 家の端っこ・トイレ・キッチンなど
- 電子レンジなど強い電磁波の近く
これらはWi-Fiが不安定になりやすい環境です。
解決策:中継器を設置する/5GHz帯の利用に切り替える/有線LANに切り替える
4. 裏で動いてるアプリやアップデートをチェック
- Windowsアップデートやウイルス対策ソフトがバックグラウンドで大容量通信していることも。
- 「クラウド同期アプリ(OneDrive、Dropboxなど)」も一時的に重くなる原因になります。
タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)を開いて「ネットワーク使用率」を確認してみましょう。
5. ルーターを再起動してみる
一時的な通信の不具合は、ルーターの再起動で解決することが多いです。
電源を抜いて30秒ほど待ち、再接続するだけでOK。
※ルーターのアップデート中は電源を抜かないように気をつけて!
ルーターの電源は「入れっぱなし」が基本ですが、たまに再起動することで安定する場合もあります。
6. パソコンやスマホを再起動してみる
「とりあえず再起動」は、ネットワーク系の一時的な不具合にも有効です。
- 一部アプリがネットを占有している
- ネットワーク設定が不安定になっている
再起動でメモリや接続情報がクリアされ、スムーズにつながることも多いです。
7. プロバイダや地域的な障害を確認する
- プロバイダ(OCN、SoftBank、auなど)の障害情報ページをチェック
- SNSなどで「○○(プロバイダ名) ネット 障害」などと検索するとリアルタイム情報が出ることも
自分の設定をいじる前に、「回線側の問題」の可能性も確認しましょう。
まとめ:ネットが遅いとき、焦らず順番にチェックを!
チェックポイント | 内容 |
---|---|
他の端末も遅い? | 複数端末で比較する |
スピードテスト | 下り20Mbps程度が目安 |
Wi-Fi環境 | 電波が弱い場所・干渉がある場所を避ける |
裏アプリの通信 | タスクマネージャーで確認 |
ルーターの再起動 | 電源OFF→30秒→再接続 |
デバイスの再起動 | メモリや接続リセット |
回線障害の確認 | プロバイダの障害情報ページを確認 |
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