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【保存の常識が変わる】クラウドって結局何?Dropbox・Google Driveの違いと使い方

はじめに|「クラウド」って、結局どんなもの?

Aさん
クラウドに保存したからもう安心!
Bさん
それって、どこに保存されたの??

こんな会話を耳にしたこと、ありませんか?
「クラウド」という言葉はすっかり身近になりましたが、実際にどういう仕組みなのか、正しく説明できる人は意外と少ないんです。

スマートフォンやパソコンを使っていると、自然と“クラウドサービス”に触れています。
写真、文書、メール、音楽──これらの多くが今や「クラウド」に保存されています。

今回は、「クラウドってそもそも何?」「DropboxとGoogle Driveってどう違うの?」を、初心者の方にもわかりやすく整理してみましょう!


クラウドとは?

「クラウド(Cloud)」は、インターネットを通じてデータやアプリを利用できる仕組みのこと。
スマホやPCの中に保存するのではなく、“インターネット上のサーバー”にデータを置くイメージです。

☁️ クラウド=「ネット上の倉庫」

たとえば、スマホで撮った写真を「クラウドにアップロード」すると、その写真はGoogleやDropboxなどのサーバー(=巨大なコンピュータ)に保存されます。
つまり「自分の端末の中」ではなく、「インターネットの向こう側」にある“倉庫”にしまっているようなものです。


なぜクラウドが便利なの?

① どこからでもアクセスできる

自宅のPCで作業したファイルを、外出先のスマホからも開ける。
インターネットにつながっていれば、いつでも・どこでもアクセス可能です。

② バックアップにも使える

端末が壊れたり、紛失したりしても大丈夫。
クラウドに保存しておけば、別の端末からデータを復元できます。

③ 複数人で共有・編集できる

チームで同じ資料を扱うとき、メールでファイルを何度も送り合う必要はありません。
クラウド上で同時編集すれば、最新の状態を全員で共有できます。


クラウドストレージサービスとは?

クラウドサービスにはいろいろありますが、代表的なのが「クラウドストレージサービス」。
これはファイルをインターネット上に保存し、共有・管理できるサービスです。

有名なものに、

  • Dropbox(ドロップボックス)
  • Google Drive(グーグルドライブ)
  • OneDrive(ワンドライブ)
  • iCloud(アイクラウド)
    などがあります。

DropboxとGoogle Driveの違い

クラウドといえばこの2つを思い浮かべる方も多いでしょう。
どちらも「オンライン上にファイルを保存して共有する」点は同じですが、特徴に少し違いがあります。

項目DropboxGoogle Drive
運営会社Dropbox, Inc.(アメリカ)Google(アメリカ)
強みシンプルで軽快なファイル同期Googleサービスとの連携
無料容量2GB15GB(Gmailなどと共通)
得意分野共有・バックアップ・チーム向け文書作成・表計算・共同編集
使いやすさ直感的でわかりやすいGoogleアカウントがあればすぐ使える

◆ Dropboxの特徴

Dropboxは、ファイルの「同期」や「共有」に特化したサービス
パソコンやスマホに専用フォルダを作り、そこにファイルを入れるだけで自動的にクラウドへアップロードされます。

  • シンプルな構成で動作が軽い
  • 他の人とフォルダ単位で共有しやすい
  • バージョン履歴機能があり、誤って上書きしても元に戻せる

チームで資料を共有したり、バックアップを取りたい人に向いています。


◆ Google Driveの特徴

Google Driveは、Googleアカウントを持っていれば誰でも使える万能クラウド
Googleドキュメント・スプレッドシート・スライドなどのツールと連携し、オンライン上で作業できます。

  • オンラインで共同編集ができる
  • ファイル共有の細かな権限設定が可能
  • Gmail・Googleフォトと容量を共有

特にビジネス利用や在宅ワークでは、「複数人で同時に編集できる」点が大きな魅力です。


どうやって使い分ける?

「どちらを使えばいいの?」と悩む方も多いでしょう。
実は、目的に応じて使い分けるのが賢い方法です。

こんなときおすすめサービス
チームで大量の資料を共有・管理したいDropbox
共同編集やGoogleツールをよく使うGoogle Drive
写真・動画を保存したいGoogle Drive または iCloud
軽快な同期とバックアップを重視したいDropbox

クラウド利用の注意点

便利な一方で、クラウドにはいくつかの注意点もあります。

① セキュリティ対策はしっかりと

クラウド上のデータは、基本的にインターネット経由でやり取りされます。
不正アクセスを防ぐために、

  • 強固なパスワード
  • 二段階認証
  • 公共Wi-Fi利用時のVPN接続
    などを取り入れるのが安心です。

② 容量の上限に注意

無料プランでは保存容量が限られています。
写真や動画を多く保存する場合は、有料プランへの切り替えを検討しましょう。

③ アップロード時の通信量

大量のファイルをアップロードすると通信量が増えます。
モバイル通信ではなく、できるだけWi-Fi環境で利用しましょう。


最近のトレンド|クラウドは「AI」と融合中!

最近では、クラウドとAI(人工知能)がセットで使われるケースが急増しています。
たとえばGoogle Driveでは、AIがファイルの内容を理解して自動整理したり、
Dropboxでは、AIがファイル検索や要約をサポートしてくれるようになっています。

つまり「クラウド」は、単なる保存場所から、“仕事を助けるスマートなパートナー”に進化しているのです。


まとめ|クラウドを味方につけよう!

  • クラウド=インターネット上にある“データの倉庫”
  • Dropbox=軽快なファイル共有・バックアップに強い
  • Google Drive=文書作成や共同編集に最適
  • 安全に使うためにはセキュリティ設定も大切!

クラウドを正しく使えば、仕事もプライベートもグッと効率的になります。
「よくわからないから使わない…」ではもったいない!
今日から少しずつ慣れていきましょう。


ご相談ください|「ファイルが共有できない」「保存先がわからない」そんな時に

  • DropboxやGoogle Driveの共有設定がうまくいかない
  • ファイルが消えた・上書きされたように見える
  • 社内のクラウド管理が複雑になってきた
  • 複数のクラウドサービスを使い分けていて混乱している

当社では、「困った時に駆け込める、情報システムのかかりつけ医。」として、幅広くサポートいたします!
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