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【届かない!】送ったメールがGmailで迷惑メールになる理由

はじめに|「ちゃんと送ったのに、迷惑メール!?」

  • 「取引先にメールを送ったのに“迷惑メールに入ってた”と言われた」
  • 「問い合わせメールの返信が届かないと思ったらスパム扱いに…」

そんな経験、ありませんか?

Gmailは迷惑メールの自動判定がとても厳しく、ちょっとしたことで正当なメールも誤検知されてしまうことがあります。

この記事では、「なぜ迷惑メールになるのか」「どうすれば避けられるのか」を、初心者にもわかりやすく解説します。


1. Gmailが迷惑メールと判定する主な理由

理由①:送信者のドメインやIPの“信用スコア”が低い

Gmailは、メールを送ったサーバーの「信頼度(レピュテーション)」を独自にチェックしています。
送信元が以下のような状態だと、迷惑メール扱いされやすくなります。

  • SPF / DKIM / DMARC の設定が未設定・誤設定
  • 新規ドメイン(取得したばかり)や、一斉送信ばかりのアドレス
  • 他の人から“スパム報告”されたことがあるメールアドレス

特にビジネスメールの場合、SPF/DKIM/DMARCの設定は必須です。


理由②:本文の構成や内容が“スパムっぽい”

詳細な判定基準は公開されていませんが、本文の構成や表現によってスパム判定される可能性があると考えられています。
たとえば、以下のような特徴を持つメールは、迷惑メールとみなされるリスクがあるとされています。

  • 件名が大げさ・あおり口調(例:「重要なお知らせ」「緊急対応を!」)
  • 外部リンクが多すぎる
  • HTML形式で、装飾が強すぎる(赤文字、大きなフォントなど)
  • 画像だけのメール(テキストが少ない)
  • 日本語の文面に不自然な機械翻訳っぽさがある

あくまで「スパムと誤認されやすい傾向がある」とされる要素であり、単独で必ずしもスパム扱いされるとは限りません。
しかし、複数の要素が重なるとフィルタに引っかかる可能性が高まるため、特に業務メールでは注意が必要です。


理由③:添付ファイルや外部サービスの使い方

  • .exe や .zip など、危険と判断されやすいファイル形式の添付
  • 外部ストレージ(Google Drive、Dropboxなど)へのリンク
  • 署名欄に無関係なURLが多数含まれる

これらも迷惑メールと誤判定されるきっかけになります。


2. 迷惑メールを避けるための対策

対策内容
SPF / DKIM / DMARC を正しく設定管理者または情シスに相談。最重要ポイント!
件名はシンプルに「○○のご案内」など自然な日本語がベスト
メール本文に過剰な装飾は避ける大文字ばかり・赤字・装飾文字はスパム扱いの可能性
外部リンク・添付ファイルは最小限にとくにZIPや実行ファイルは要注意
メール送信テストを行う自分のGmailでテスト送信して迷惑メールに入らないか確認する

3. 特に企業メールで気をつけたいポイント

  • Google Workspaceや独自ドメインのメールを使う場合、送信ドメイン認証(SPF/DKIM/DMARC)がないと“なりすまし”と判断されることがあります。
  • メール配信ツール(例:フォーム自動返信、ニュースレター)を使っている場合も、信頼性のあるIP・ドメインから送信できているか要チェックです。

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