はじめに|「インターネット」と「Wi-Fi」、あなたは違いを説明できますか?
- Aくん
- Wi-Fiが切れたから、もうインターネットできない…
- Bさん
- いや、それスマホの4Gで見れるでしょ?
お昼休みにカフェで友人と話していると、こんな会話になったことはありませんか?
在宅勤務やカフェでの作業が当たり前になった今、避けて通れないテーマがあります。
それが「インターネット」と「Wi-Fi」。
日常的に使う言葉ですが、両者の違いを正しく説明できる人は意外と少ないのです。
今さら聞けない!インターネットとWi-Fiの違いとは?
「インターネット」と「Wi-Fi」。どちらも日常生活で当たり前のように使っていますが、実はこの2つ、混同されやすい言葉です。
社内で「インターネットがつながらない」と相談を受けたら、原因は「Wi-Fiルーターの不具合」だった……というケースもよくあります。
本記事では、両者の正しい違いを整理していきます!
インターネットとは?
インターネットは、世界中のコンピュータやサーバーを結びつける巨大な通信網です。
ブラウザでWebサイトを開いたり、クラウドにファイルを保存したり、動画をストリーミングしたりできるのは、この「インターネット」という基盤があるからこそ。
「インターネット=情報が集まる世界規模のネットワーク」だと理解すると分かりやすいでしょう。
本質的には「情報の通り道」
インターネットは、世界中の情報を相互にやり取りするための通信インフラ。道路や高速道路のように「データの通り道」の役割を担っています。
利用するには接続契約が必要
光回線やモバイル回線などの通信サービスを契約しなければ、インターネットにはつながりません。
Wi-Fiとは?
一方でWi-Fiは、無線でインターネットに接続するための技術(規格)です。
有線LANの代わりに「電波のケーブル」で接続するイメージですね。
LAN(ローカルエリアネットワーク)の一種
本来LANは、有線ケーブルを使ってPC同士をつなぐ仕組みでした。そこに「無線でつなぐ規格」として登場したのがWi-Fiです。
インターネット=高速道路、Wi-Fi=自宅から高速道路への道
例えばインターネットを「高速道路」と例えると、Wi-Fiは「自宅から高速道路の入り口までの道」にあたります。Wi-Fiがなければ、スマホやノートPCはケーブルで直接つなぐ必要があります。
Wi-Fi=インターネットではない
ここがよく誤解されるポイントです。Wi-Fiはあくまで「接続方法の一つ」であり、それ自体がインターネットではないんです!
よくある誤解とトラブル例
ここがよく誤解されるポイントです。Wi-Fiはあくまで「接続方法の一つ」であり、それ自体がインターネットではありません。。
誤解1:Wi-Fiがあればインターネットが使える?
実際には、Wi-Fiルーターがインターネット回線につながっていなければ、いくらWi-Fiが飛んでいてもネットは使えません。
誤解2:インターネット速度=Wi-Fi速度?
速度低下の原因は「プロバイダ側の回線混雑」かもしれませんし、「Wi-Fiルーターの性能」かもしれません。両者は別の要素です。
誤解3:セキュリティはWi-Fiに任せれば安心?
Wi-Fiは暗号化機能を持っていますが、それだけでは不十分。インターネット利用時には、VPNやウイルス対策ソフトなどの併用が推奨されます。
インターネットとWi-Fiを支える技術
IPアドレス
インターネット上で機器を識別する住所のようなもの。
ルーター
自宅やオフィスのWi-Fiルーターは、インターネットとの接続を中継する役割を果たしています。
無線規格の進化
Wi-Fiは「Wi-Fi 5(IEEE802.11ac)」から「Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)」へ、さらに「Wi-Fi 6E」「Wi-Fi 7」へと進化中。通信速度・安定性・同時接続数が大きく向上しています。
まとめ
✅ インターネット=世界規模の通信ネットワーク
✅ Wi-Fi=そのネットワークに“無線で”接続するための規格
✅ 両者は別物だが、現代の生活では切っても切れない関係!
「インターネットが遅い」と感じたとき、原因がWi-Fi側にあるのか、それとも回線やサービス側にあるのかを切り分けることが重要です。
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