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【暗め設定の話】ダークモードは目に優しいって本当?

はじめに|「ダークモード=目に優しい」は思い込み?

Aさん
最近ずっとダークモードにしてる!目に良いって聞いたし!
Bさん
でも白い画面のほうが読みやすい時もあるよ?実際どうなんだろう?

スマホやパソコンを使う時間が増えた今、「ダークモード」を設定している方も多いでしょう。
黒背景で文字が白く表示されるこのモードは、“なんとなく目に優しいイメージ”があります。

しかし——
“ダークモード=目に優しい” は半分正解で、半分は誤解です。

本記事では、ダークモードの仕組み、メリット・デメリット、どんな場面で効果的なのかを、
ITが苦手な方でもスッと理解できるようにシンプルに解説します!


ダークモードとは?

ダークモードは、画面の配色を黒(または濃いグレー)ベースにする表示モードのことです。

● そもそもなぜ「黒い画面」が登場したの?

以前は、

  • 明るい背景(白)
  • 文字やアイコンが黒

という目に馴染んだ配色が主流でした。

しかし、スマホの利用時間が増えたことで
「目の疲れ・バッテリー消費・夜のまぶしさ」 が大きな課題に。

そこで登場したのが“ダークモード”。
「暗い場所で眩しくない」「バッテリーが長持ちする」という理由から一気に普及しました。


本当に目に優しいの?ダークモードの“正しい理解”

結論から言うと——
「状況によっては優しい」ですが、万能ではありません。

ここからは、初めての人にも分かりやすいように、理由を3つに分けて説明します。


① 明るい場所ではダークモードは読みづらいことがある

白文字は暗い背景の上に表示されますが、
明るい場所では黒背景と周囲の光の差が大きくなり、
文字がぼやけたり、反射で読みにくくなることがあります。

✔ 明るいオフィス
✔ 屋外
✔ カフェの大きな窓際

こうした環境では、ライトモード(白背景)のほうが読みやすい傾向にあります。


② 暗い場所・夜の作業には確かに向いている

暗い場所でライトモードを使うとまぶしく感じます。
そのため、

  • 夜のベッドでスマホを見る
  • 映画の暗いシーンを見ている
  • 照明を落とした会議室での作業

こうした環境では、ダークモードのほうが目への刺激が少なく、疲れにくいと言われています。

特に、最新のスマホで採用される
OLED(有機EL)ディスプレイ
では、黒部分は光らないため、画面がさらに見やすくなります。


③ 読書や長文作業には向かないこともある

黒背景に白字だとコントラストが高くなり、
白文字がにじんで見える人もいます。

そのため、

  • 長文を読む
  • 資料作成をする
  • 文章をじっくり確認する

といった作業は、明るい背景のほうが適している場合が多いです。


では、いつダークモードを使うのが良い?

目的に応じた“使い分け”が一番おすすめです。

◆ ダークモードがおすすめのシーン

  • 夜間のスマホ操作
  • 暗い部屋での映画視聴や作業
  • バッテリー消費を抑えたい時(特に有機EL端末)
  • 画面の眩しさが苦手な人

◆ ライトモード(白背景)がおすすめのシーン

  • 明るい場所での作業
  • 長文の読み書き
  • 画面の反射が気になる場所
  • 初心者がPC作業に慣れる段階

ダークモードのメリットとデメリット

■ メリット

🔹 目が疲れにくい(暗い環境限定)

画面の発光量が少なく、まぶしさが抑えられるため、
夜間に特に効果を感じやすいです。

🔹 バッテリーが長持ちする(有機EL搭載機)

黒い部分は光らないため、消費電力が減ります。

🔹 スタイリッシュで集中しやすい

黒背景は目に当たる光量が少ないため、余計な情報に気を取られにくいという声も。


■ デメリット

🔸 長文が読みづらい場合がある

白文字が滲むように感じ、集中しづらいこともあります。

🔸 明るい場所では逆に見えにくい

黒い画面が光を吸収してしまい、暗い印象になりがちです。

🔸 すべてのアプリが対応しているわけではない

アプリによってはUIが崩れるなど、見にくくなる場合もあります。


さらに知っておくと便利!ダークモードの豆知識

■ アプリごとに使い分けがベスト

  • SNSはダークモード
  • 文章作成はライトモード
  • 動画視聴はダークモード

自分の好みや用途で切り替えるのがおすすめです。


■ “ブルーライト軽減” とは別の話

ダークモードは「光量を減らす」仕組みで、
ブルーライトカットは「光の種類を調整」するもの。
併用するとさらに快適になります。


■ 疲れ目対策としては「休憩」が最強

どんなモードでも長時間の作業は目に負担をかけます。
1時間に1回は、
20秒だけ遠くを見る “20-20-20ルール”
を意識してみましょう!


まとめ

ダークモードは「状況によって」目に優しい
暗い場所・夜間作業に特に効果的
明るい場所・長文作業にはライトモードが有利
両方うまく使い分けることが最適解!

ダークモード=万能というわけではありません。
あなたの環境・使い方・作業内容を基準に切り替えることで、
目の負担を減らし、快適にデジタル機器を使えるようになります。


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