はじめに|「ウイルス対策ソフト入れてるし大丈夫」と思っていませんか?
- 「うちのパソコンにはウイルスソフト入ってるから安心」
- 「怪しいメールは開かないようにしてるから大丈夫でしょ」
- 「セキュリティってそんなにお金かける必要あるの?」
…実はそれ、“今どきのサイバー攻撃”には通用しないかもしれません。
攻撃者は日々進化しており、「ウイルス」として検出されない“静かな侵入”が主流になってきています。
そこで登場するのが、EDR(エンドポイント検知と対応)という考え方。
この記事では、EDRとは何か?なぜ必要なのか?をわかりやすく解説します。
ウイルス対策ソフトは「守ってくれるけど、気づけない」?
昔ながらのウイルス対策ソフトは、「これがウイルスです」という“型”が登録されているものを見つけてブロックする仕組み。
つまり、既に知られている攻撃に対しては強いのですが、こんな攻撃には弱いんです!
- まだ登録されていない“新種”のウイルス
- パソコンの中で静かに動く、不審な挙動
- 人間になりすました操作(例:社内の誰かが深夜に大量のファイルを送信)
このような「見えない脅威」には対応しきれません。
そこで登場、「EDR」って何?
EDRとは Endpoint Detection and Response の略。
日本語にすると「端末(エンドポイント)の監視と対応」です。
ざっくり言うと…
「パソコンで“おかしな動き”があったときに、気づいて・止めて・調べることができる仕組み」です。
たとえば:
- 社員が開いたファイルから怪しいプロセスが実行された
- ある端末だけが社外サーバーにデータを大量送信している
- 感染が確認された端末を自動的にネットワークから切り離す
といった対応が可能になります。
放っておくとどうなる?
EDRを導入せず、アンチウイルスだけで運用していた場合、以下のようなリスクがあります:
- 社員がうっかりフィッシングメールを開き、気づかないうちに社内に感染拡大
- ランサムウェアによって社内データが全て暗号化され、業務が完全停止
- 「何が原因だったのか?」が追えず、対策が立てられない
つまり、“防げない・止められない・調べられない”状態に…。
こんな対策で安心!EDRでできる3つのこと
1. 不審な挙動の「見える化」
いつ・誰が・何をしたかがログで残るので、後追いもばっちり。
2. 感染拡大を“自動で止める”
感染の兆候がある端末は、自動的にネットワークから遮断することも可能。
3. 攻撃の再発防止に活用
「どうして侵入されたか?」を分析できるので、同じミスを防ぐ改善につながります。
まとめ|EDRは“第二の守り”、企業の安心を支える存在
内容 | 理由 |
---|---|
EDRは「おかしな動き」に対応する | ウイルスとして検知できない攻撃にも対応 |
中小企業こそ狙われやすい | セキュリティが甘い企業は格好の標的に |
EDR導入は“万が一”に備える保険 | 感染後の被害拡大を防げる |
運用にはプロのサポートも有効 | 専門知識が必要なので、外部委託が安心 |
ご相談ください|「EDRって難しそう…」そんな時こそご相談を
- 「そもそもウイルス対策だけじゃダメなの?」
- 「EDRって何をどう導入すればいいか分からない」
- 「社内に情シスがいないので運用に不安がある…」
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