はじめに|「最近、パソコンの動きが遅い…」と感じたら
- 「パソコンの起動に時間がかかる」
- 「Excelを開くのに数十秒もかかる」
- 「クリックしても反応が鈍い…」
その原因、もしかしたら「容量不足」かもしれません。
この記事では、ストレージ容量が足りなくなるとなぜPCが遅くなるのか?
そして、どうすれば改善できるのか?をわかりやすく解説します。
容量不足でPCが遅くなる理由は?
パソコンは「空き容量」を作業スペースとして使っている
パソコンは、ソフトを動かすときやファイルを開くとき、
「一時的な作業エリア(=一時ファイルや仮想メモリ)」を使います。
この作業スペースにあたるのが、ストレージ(Cドライブなど)の空き容量です。
つまり…
空き容量がなくなると:
- アプリの起動に時間がかかる
- 一時ファイルの保存ができず、処理が止まる
- 更新・保存・インストールなどもエラーが出る
といった不具合が連鎖的に起こるのです。
特にWindowsでは「仮想メモリ」が重要
Windowsでは、メモリ(RAM)が足りないときに、ハードディスクの一部を仮想メモリ(スワップファイル)として使います。
ところが、ストレージがギリギリだとこの仮想メモリの確保もできず、動作が一気に重くなることがあります。
よくある「容量が足りなくなる」原因
- デスクトップに大きなファイルをため込みすぎている
- ダウンロードフォルダを掃除していない
- アプリのキャッシュやログファイルが膨大
- ゴミ箱を空にしていない(削除しても容量は使われ続ける)
- 写真・動画・音声ファイルをローカルに保存しすぎている
確認してみよう|今のPCの空き容量は?
Windowsの場合:
- エクスプローラーを開く
- 「PC」→「ローカルディスク(C:)」を確認
- 空き容量が 10GB以下 なら要注意!
どうすれば改善できる?
今すぐできる容量整理のヒント
- 不要なファイル・アプリを削除する
- ディスククリーンアップを実行(Windows標準機能)
- 写真や動画をクラウドに移す(Google Drive, OneDriveなど)
- 一時ファイル・キャッシュを削除(例:ブラウザのキャッシュ)
それでも足りないときは…
- 外付けHDDやSSDにデータを移動する
- ストレージの増設や、より大容量のPCに乗り換えを検討
放置するとどうなる?
- アプリが落ちる/フリーズする
- Windowsアップデートが失敗する
- ファイルが保存できない
- 最悪の場合、起動しなくなることも
「たかが容量不足」と思わず、早めの対処がPCトラブルを防ぎます!
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- 「データは消したくないけど、容量が足りない…」
- 「空き容量ってどれくらい必要なの?」
- 「会社PCの整理、誰がやるの?」
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